2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
65歳の誕生日を迎えた年度末、本日2021年3月31日をもって、私の教員免許が失効します。 もう教員免許を必要とする仕事に就くつもりはありませんからどうでもいいようなものの、なんだか釈然としません。 私(の学年)は、教員免許更新制に伴う免許状更新講…
小学校3・4年生の教科書に登場する故事成語の第5回は「五十歩百歩」です。 五十歩百歩 「五十歩百歩」の読み方 ごじっぽひゃっぽ ※ 熟語の「十」は「じっ」と読むことになっています。 しかし、1966年、NHK放送用語委員会で「二十世紀」の読みについて、…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第6回は「腕を上げる」です。 教科書の表記は「うでを上げる」です。 腕を上げる 「腕を上げる」の読み方 うでをあげる 「腕を上げる」の意味 ① 技術が上達する。腕前を進歩させる。② 飲める酒の量が、前より多…
2019年3月29日、文部科学省から各都道府県教育委員会に「児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について」の通知が出されました。 「通知」には「別紙」(1~5)と「参考」(1~3)の文書があって、「参考3」の中に指導要録の「参考様式」が含まれて…
2019年1月21日、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会より「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」が出されました。 それを受けて、2019年3月29日、文部科学省から各都道府県教育委員会に「児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等につい…
2016年12月21日の中央教育審議会答申(「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」)を受けて、2017年3月31日に学習指導要領が改訂されます。 小学校の場合は、2018年度と2019年度は移行…
2016年12月21日に中央教育審議会から出された「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」では、評価のあり方について次のように述べています。 幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別…
2008年1月17日の中央教育審議会答申は、「改正教育基本法や学校教育法の一部改正及びその国会審議等を踏まえ、小・中・高等学校の教育課程の枠組み、道徳教育や体験活動の充実といった教科等を横断した事項や各教科等の教育内容についての具体的な改善につ…
現職教員である義弟と飲んでいたとき、いつしか教育談義になりました。 どうした話の流れであったかは曖昧ですが、彼は「『人間性』を評価するのはおかしい。人権侵害だ」と言い出しました。 「人間性」というのは、学習指導要領で示された「学びに向かう力…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第5回は「息を殺す」です。 息を殺す 「息を殺す」の読み方 いきをころす 「息を殺す」の意味 息をおさえて音をたてないようにする。(広辞苑) 「息を殺す」の使い方 「息を殺してじっと隠れている」 ※「息を殺…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第4回は「油を売る」です。 油を売る 「油を売る」の読み方 あぶらをうる 「油を売る」の意味 (江戸時代、婦女に髪油を売る者が、ゆっくりと話し込んで商売をしたからいう)無駄話に時を過ごす。また、用事の途…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第4回は「急がば回れ」です。 急がば回れ 「急がば回れ」の読み方 いそがばまわれ 「急がば回れ」の意味 危険な近道よりも、安全な本道をまわった方が結局早く目的地につく意。成果を急ぐなら、一見迂遠でも着…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第3回は「石の上にも三年」です。 石の上にも三年 「石の上にも三年」の読み方 いしのうえにもさんねん 「石の上にも三年」の意味 (石の上でも3年続けてすわれば暖まるとの意から)辛抱すれば必ず成功するとい…
小学校3・4年生の教科書に登場する故事成語の第4回は「蛍雪の功」です。 蛍雪の功 「蛍雪の功」の読み方 けいせつのこう 「蛍雪の功」の意味 苦学した成果(広辞苑) 「蛍雪の功」の使い方 蛍雪の功を積む ついに多年蛍雪の功が現われて一片の卒業証書を…
小学校3・4年生の教科書に登場する故事成語の第3回は「漁夫の利」です。 漁夫の利 「漁夫の利」の読み方 ぎょふのり 「漁夫の利」の意味 双方が争っているすきにつけこんで第三者が利益を横取りすること。(広辞苑) 「漁夫の利」の使い方 漁夫の利を占め…
本日、投稿数が300の節目を迎えました。 先日(2月23日)の「朝日新聞」に、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の有識者懇談会メンバーであるデービッド・アトキンソンのインタビュー記事が掲載されました。 記事は、森喜朗さんの女性蔑視発言を受けて…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第2回は「頭をかかえる」と「頭をひねる」です。 教科書に取り上げられた「頭」のつく慣用句は3つあります。今回はその2つ目と3つ目。さらに、付録として「頭」のつく慣用句一覧を収録しています。 頭をかか…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第2回は「頭が上がらない」です。 教科書に取り上げられた「頭」のつく慣用句は3つあります。今回はその1つ目。 頭が上がらない 「頭が上がらない」の読み方 あたまがあがらない 「頭が上がらない」の意味 相…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第1回は「足が出る」です。 教科書に取り上げられた「足」のつく慣用句はこれ1つです。 足が出る 「足が出る」の読み方 あしがでる 「足が出る」の意味 ①隠したことがあらわれる。②出費が予算を超過する。相場…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第2回は「虻蜂取らず」です。教科書の表記は、「あぶはち取らず」となっています。 虻蜂取らず 「虻蜂取らず」の読み方 あぶはちとらず 「虻蜂取らず」の意味 あれもこれもとねらって一物も得られないこと。欲…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第1回は「頭隠して尻隠さず」です。教科書の表記は、「頭かくしてしりかくさず」となっています。 頭隠して尻隠さず 「頭隠して尻隠さず」の読み方 あたまかくしてしりかくさず 「頭隠して尻隠さず」の意味 一…
小学校3・4年生の教科書に登場する故事成語の第2回は「杞憂」です。 杞憂 「杞憂」の読み方 きゆう 「杞憂」の意味 将来のことについてあれこれと無用の心配をすること。取り越し苦労。(広辞苑) 「杞憂」の使い方 「杞憂であれば幸いです」「心配したが…
小学校3・4年生の教科書に登場する故事成語の第1回は「温故知新」です。 温故知新 「温故知新」の読み方 おんこちしん 「温故知新」の意味 (古い事柄も新しい物事もよく知っていて初めて人の師となるにふさわしい意)昔の物事を研究し吟味して、そこから新…