教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その2・地域の戦争を記録する④

2014年度6年生の記録

少年F ~最後の兵隊さん~ 〈4〉

 

2-2.最後の兵隊さん

 

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些末なことながら、⑥⑧と⑩の画像には、画像処理ソフトでライティング効果を施しています。

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3.伝言 

 

ナレ311

2014年。今年で、戦後69年になります。

16歳だった藤田少年は、今、85歳のおじいさんです。

ナレ312

 私たちに少年時代のことを教えてくださった藤田さんは、お話の最後に、次のようにおっしゃいました。

ナレ313

戦争はしたらあかん。

戦争というものはな、上陸して相手の所へ攻め込んでいったら、相手の人もおっちゃんらをねらってうってくる。おっちゃんらも、相手が鉄砲かまえたら、撃たんなん。どこのだれかも知らん人と殺し合う、それが戦争や。

ナレ314

私たちは、お話を聞くことで、藤田さんから私たちへのメッセージを受け取りました。

私たちは、受け取ったメッセージを多くの人に伝えることが、私たちからみなさんへのメッセージになると信じます。

ナレ315

最後に、聞いてください。戦争の時代を聞いた、戦争を知らない私たちの声を。

 

(このあと、子どもたち一人ひとりのメッセージがあります)

 

 

「私たちは、お話を聞くことで、藤田さん(戦争体験者)から私たちへのメッセージを受け取りました。私たちは、受け取ったメッセージを多くの人に伝えることが、私たちからみなさんへのメッセージになると信じます。」ーーこれが、この取り組みを進めた私のメッセージです。