7月9日~10日
帰国の途に着く朝、モンブランはとびきりのプレゼントを贈ってくれました。
朝の散歩に出た6時40分ごろには、モンブランは雲の中でした。それから40分ほど経って、朝食会場のレストランのテラスで、晴れわたった青空の下でモンブラン山頂を眺めることができました。
7時29分、ついにモンブラン山頂が姿を見せる。
左の錐の上のエギーユ・デュ・ミディ展望台上空も晴れている。
今日なら上がれるだろう…
さらに、荷物をまとめてちょっと早めに外に出ると、一層の青空が広がり、これ以上ないというほどの眺望が得られました。私は、夢中でシャッターを押し続けました。
8時11分、バスはホテル前を出発しました。
途中、フランスとスイスの国境を越え、1時間半ほどでジュネーブ空港に着きました。
ジュネーブへ向かうバスの車窓。高速道路の橋脚が異様に長い。
地震の心配がないみたいだ、ここは
11時50分にKLM航空KL1928アムステルダム行きの搭乗が始まり、やや遅れ気味の12時22分に離陸しました。
13時42分、アムステルダム空港に着陸。最後尾の座席だったので、実際に降りられたのは14時ごろでした。乗り換えの関空便の出発まで40分しかありません。長い連絡通路を小走りに移動し、出国審査を受け、どうにか間に合いました。
KLM航空KL0867便はほぼ満席でした。帰りは若干所要時間が短いとは言え、11時間近くかかります。オランダでは15時前ですが、11時間後の日本は10日の9時前です。寝なければと思うほど眠れず、結局、座席のモニターで「タイタニック」を丸ごと観てしまいました。
日本時間7月10日午前8時40分、着陸。飛行機を降りた所でツアーは解散。
10日間のスイス旅行は終わりを告げました。あとは入国審査を経て、家路につくだけです。
〈了〉