木あそび(組み木)
木工関係のウェブサイトを見ていて、あるとき、「組み木」というものに出会いました。
それまで興味も関心もなかった世界です。
でも面白そうだし、やりがいがありそうです。
製作には電動糸鋸が要ります。
糸鋸はほしいと思っていた工具の一つだったので、手頃なものを見つけて購入しました。(藤原産業SK11 卓上糸鋸盤 400mm SSC-400PE 購入時10175円)
ついでに、研磨用に小型のペーパーサンダー(3599円)も用意しました。
肝心要の組み木デザインですが、これは何の経験もない素人にはハードルが高すぎます。私は、 小黒三郎さんという方のデザインされたものを模造させていただいています。
著作権のことを書いておきます。
小黒三郎さんのデザインは、「有限会社 遊プラン」(兵庫県西宮市山口町下山口5-3-17、代表取締役 今井 聡、顧問 小黒三郎)が管理しています。会社のHPには次のように記載されています。
著作権について
デザインの使用について
小黒三郎の組み木は、電動糸鋸盤さえあればだれでも作れ、その楽しさは作れば作るほど増してゆきます。 そのようなことから、このところ組み木作りの輪が広がり、個人的に作るのみならず、各地で組み木のサークルや教室が定着してきました。しかしそれとともに、少しだけなら・・・という安易な気持ちで、 作った物をバザーやオークション、フリマサイトなどで売る方も時折見受けられます。
小黒三郎のデザインは、小黒三郎と遊プランが努力の結果産み出してきた財産(無体財産)です。 私たちはこの財産を独占的に利用することにより活動の糧を得ています。そしてこの財産は著作権法などで守られ法的に保護されています。
しかし、組み木作りの楽しさを味わっていただくために、ある一定条件のもとでデザインの使用を認めています。 以下の説明をお読みいただき、著作権についてご理解いただいた上ご利用くださいますようお願いします。
個人的にデザインを使用される場合
個人的に組み木を作ってみたいという方は著書から図面をコピーしてご使用ください。 また、一部のデザインについては「個人用デザインシート」を販売しています。 デザインの内容は主に干支の組み木、著書で発表される前の新しいデザインなどです。「オンラインショップ」の「デザインシート」の項目をご覧ください。ただし、作った物を販売したり、材料費などの名目で金銭のやりとりをすることはお断りします。 営業活動やそれに類することへのご利用もお断りします。 (自作したものを景品や販促品として使用したり、デザインを看板や広告に使用することなど。)
私の場合は、著書からの図面コピーではなく、ホームページ上の作品写真からの複製です。ですから寸分たがわずというわけではありませんが、コピーであることには違いありません。
犬の家族(小黒三郎デザイン)。
初めて作った組み木作品です。20㍉厚のブナ材を使っています。
ブナ材は幅120㍉、長さ200㍉のものを使っていますので、完成作品はその枠内になります。
猫の家族(小黒三郎デザイン)。
戯れる猫たち。
ネット上で見かけた作品の模写で、デザインした人は不明です。
この作品には、30㍉厚のブナ材を使っています。20㍉のものと比べると、驚くほど裁断が難しいです。
パンダの家族(小黒三郎デザイン)。
十二支(小黒三郎デザイン)。
この作品には、25㍉厚のブナ材を使っています。今年の丑の場合、高さは55㍉ほどです。飾り棚も当然自作。
立体日本地図。
この作品には、20㍉厚のブナ材を使っています。
ジグソーパズルとしても使えるのですが、額装仕上げにしました。
しなベニア版画板 (5.5mm厚 450x300mm )に日本地図をくり抜いたカラーしなベニヤ版画板 (4mm厚 450x300mm )を貼り合わせ、そこに都道府県のパーツをはめ込んでいます。しな板の隙間は着色した紙粘土で埋め、浅海ふうにしています。
昨年からは、子どもの家と妻の実家に干支の置物を届けています。十二支が揃うまで作り続けることが、ささやかな楽しみです。