教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 7月22日

下駄の日

 

下駄の日」は、日本の伝統的な履物である下駄を見直してもらおうという趣旨で、1991年に全国木製はきもの業組合連合会が制定しました。

全国木製はきもの業組合連合会はすでに解散し、現在は存在しません。

 

「7」は下駄を作るときの寸法に「7寸7分」という数字が使われたこと、「22」は下駄で歩くとその跡が「二」に見えることにちなんでいます。

 

昔は、男物の下駄は7寸7分、女物の下駄は7寸2分と決まっていました。

1寸は3.0303cm、1分(ぶ)は3.0303mm。7寸7分は約23.33cmになります。

 

 

雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと
                    田捨女
                    
一面に真っ白な雪の朝、きれいな雪の上に二の字二の字の下駄の足跡がついている。

田捨女=でんすてじょ。1634~1698。江戸時代の歌人俳人