教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 8月19日

世界人道デー

 

世界人道デーは、2008(平成20)年12月の国連総会で制定された国際デーの一つです。

英語表記は「World Humanitarian Day:WHD」。

 

国連人道問題調整事務所(OCHA)のHPに、制定の経緯が記されています。

世界人道デー
2003年8月19日、イラク人道支援等を担っていた国連事務所が攻撃され、当時の国連事務総長特別代表セルジオ・ビエイラ・デメロ氏をはじめ22名のスタッフが亡くなり、100名以上が負傷しました。それから5年後の2008年、世界中で頻発する紛争や災害などにより避難や困難な生活を強いられている人々と、危険と隣り合わせになりながらも、少しでもこうした人々の手助けができればと願い行動する「エイド・ワーカー」の双方に思いを寄せることを目的として、国連総会によって8月19日が世界人道デーとして定められました。以降毎年この日に、世界人道デーにちなんだグローバルなキャンペーンが展開され、世界各地で関連イベントも開催されています。

 

国連人道問題調整事務所(OCHA)に関しては、OCHA神戸事務所のパンフレットに次のようにあります。

OCHAとは
OCHAは、人道危機に見舞われた人々の命と尊厳を守る活動を支えています。
OCHAは、国連事務総長が率いる国連事務局の一部局です。 1971年に設立された国連災害救済調整官事務所が、1991年に国連総会決議46/182によって国連人道問題局に統合され、1998年にOCHAに改組されました。
OCHA神戸事務所とは
OCHAは、1999年、ReliefWebアジア支部を神戸に開設し、世界の人道支援の情報提供を開始しました。この支部バンコクへ移転したことを機に、2012年からはOCHA神戸事務所として日本政府や日本に所在する人道支援団体と連携を強化し、主に海外での人道支援やそのための備えを支えています。

日本人としては明石康氏(1996-98)、大島賢三氏(2001-03)が、第3代、第5代国連事務次長兼緊急援助調整官としてOCHAを率い、世界各地の人道支援に尽力しました。