ソフトクリームの日
1951(昭和26)年7月3日、東京・明治神宮外苑で開かれた米軍主催の「アメリカ独立記念日」(7月4日)を祝うカーニバルの模擬店で、日本で初めてコーンスタイルのソフトクリームが販売されました。
この出来事を記念して、1990年に日本ソフトクリーム協議会が7月3日を「ソフトクリームの日」と制定しました。
ソフトクリームメーカー「NISSEI」のHPより引用します。
ソフトクリームが日本にやってきた1951年!
1951年はじめ
日本に初めてソフトクリームがやってきたのは、1951年。日世の創業者が、アメリカでソフトクリームが流行しているとの情報をキャッチ。これはきっと日本でも人気がでる、人々を笑顔にできると確信し、戦後の厳しい輸入規制のなか、アメリカのスウェーデン社から ソフトクリームフリーザー 1-95A3 型 (通称チャレンジャー)を 10台輸入することに成功しました。ソフトクリームが初めて日本にやってきたのです。7月3日
東京は明治神宮外苑で開かれた米軍主催のカーニバルの模擬店で日本で初めてコーンスタイルのソフトクリームが販売。アイスクリームはすでに食べられていましたが、フリーザーから出してコーンに盛った「できたて」のソフトクリームを一般の人たちが口にするのはこれが初めて。大きな話題になりました。9月~
大阪梅田・阪急園芸の喫茶パーラーでデモンストレーションを実施。柔らかくなめらかな口当たりが人気を博し、またたく間に全国の百貨店や食堂、喫茶店へと拡大。ソフトクリームが取り持つ笑顔が全国に花咲いていったのです。
大阪府工業協会のHPより、「関西企業ヒストリア」の第26回「創業1947年(昭和22年)日世 株式会社」の一部を引用します。
「雑学ネタ帳」より引用します。
「ソフトクリーム(Soft cream)」は和製英語で、英語では「soft serve ice cream」であり、これを略して「soft serve」または「soft ice」などと呼ばれる。
ソフトクリームのルーツは4000年前の中国といわれており、長時間煮た牛乳を雪で冷やして柔らかく固めて糊状にした氷菓で、食感は現在のシャーベットに近いものであった。当時、牛乳はとても貴重な飲み物で、その氷菓はお金持ちのシンボルだった。
ソフトクリームは、現在では「ソフトクリームフリーザー」と呼ばれるお店に設置された専用の機械で作られる。その機械で-5℃~-7℃程度にフリージングされ、甘くて柔らかくて冷たいソフトクリームになる。「なめらかな口あたりの良さ」と「出来立てのフレッシュ感」が大きな特徴である。
牛乳が主原料であるため、酪農牧場の売店では必ずと言っていいほど販売されている。ソフトクリームのフレーバーとしては、ミルク(牛乳)やバニラ、チョコレート、ストロベリー、抹茶、メロン、バナナ、キャラメル、コーヒー、ゴマ、醤油、塩、ラベンダー、ミント、ワサビなどがあり、その種類はとても豊富である。