教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 9月2日

宝くじの日

 

宝くじの日は、1967年に第一勧業銀行(現みずほ銀行)が制定した記念日です。

当せんしても引き換えられず時効となってしまう宝くじが多いことから、時効防止のPRのために「く(9)じ(2)」の語呂合わせによって設けられました。

 

宝くじは当せん金付証票法に基づき発行される富くじで、正式名称は「当せん金付証票」(とうせんきんつき しょうひょう)と言います。

Wikipedia」によると、

「当せん金」「抽せん会」などの「せん」の字は、漢字では「籤」(せん、くじ)と書く。「籤」が当用漢字に入れられなかったため、法令では「当せん」と書かれる。「当選」という表記は日本新聞協会が定めた「同音の漢字による書きかえ」によるものであり、国語審議会の「同音の漢字による書きかえ」には掲載されていない。

ということです。

 

富くじ」に関して、「Wikipedia」よりその起源を紹介します。

日本の富くじの起源は摂津国箕面(現在の大阪府箕面市)の瀧安寺といわれている(1624年頃には瀧安寺の富会として知られていた)。最も古い記述としては鎌倉時代の『夫木集』にある藤原兼隆の歌に、瀧安寺箕面富に関する記述があり、これが起源ではないかとされている。そこからすると約950年前にはその実があったと言える。当初は金銭の当たる籤ではなく、弁財天の御守「本尊弁財天御守」が当たるものだったようである。瀧安寺箕面富は江戸時代になっても人気であったことが『摂津名所図会』に描かれている。2009年から健康祈願という本来の目的・方式で復活し、毎年10月10日に行っている。

富会は新年の縁起物としての行事であった。自身の名前を書いた木札を納めその中から「きり」で突いて抽せんしたのが始まりと言われる。当せん者はお守りが貰えただけであったが、次第に金銭が副賞となり賭博としての資金収集の手段となった。

 

瀧安寺のHPに、箕面富の絵が掲載されています。

瀧安寺の箕面富 宝くじの発祥

                                                                 『摂津名所図会』より