2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
教員免許更新制の導入③ 教員免許更新制導入は、一体なんのために導入されたのでしょう。 2007年6月27日に教育職員免許法が改正され、2009年4月1日から教員免許更新制が導入されました。 免許更新に必要な30時間の研修は、2010年度中に55歳、45歳、35歳を迎え…
教員免許更新制の導入② 教員免許更新制導入の経緯とねらいについて考えます。 教員免許更新制導入に関して、自民党においては1980年代から議論が始まっていました。 それが表舞台に出てくるのは、「教育改革国民会議」の「教育改革国民会議報告 -教育を変え…
教員免許更新制の導入① 教員免許更新制は、第1次安倍政権の2007年6月27日に公布された「教育職員免許法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律」(平成19年法律第96号) によって、教育職員免許法(昭和24年法律第147号)を改正施行することによって実施…
教育基本法の「改正」③ 教育基本法が「改正」されたのは、安倍氏が首相に就任した直後です。 つまり、「改正」法案は就任以前に用意されていました。今回は、法案ができる前段階を検証しつつ、その背景に迫りたいと思います。 文部科学省の公式アナウンスに…
教育基本法の「改正」② 今回は、教育基本法はなぜ、何のために「改正」されたのかについて考えます。 まずは文部科学省の公式アナウンス。 教育基本法について 平成18年12月15日、新しい教育基本法が、第165回臨時国会において成立し、12月22日に公布・施行…
教育基本法の「改正」① 安倍内閣の教育政策のなかで最も大きなものは、第一次政権発足直後に行った教育基本法の「改正」です。 「改正」から15年も経てば、今が当たり前になりつつあります。しかし、何がどう変わったのか、なぜ変わったのかを知ることは、こ…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④から紹介しています講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④から紹介しています講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④から紹介しています講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④から紹介しています講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・…
先刻、安倍晋三内閣総理大臣がその職を辞しました。 安倍政権は、第1次政権(2006年9月26日~2007年8月27日)の11ヶ月と第2次政権(2012年12月26日~2020年9月16日)の7年8ヶ月をあわせると、8年7ヶ月に及びました。 安倍政権が教育の世界に遺した…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④から紹介しています講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する④で紹介した講演の続きです。 反戦・反核・反差別 21世紀につなぐヒロシマからのメッセージ 下 原 隆 資 さ ん(元・被爆教職員の会) ■育ったところの言葉で話す 「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験…
このシリーズの①から③で紹介してきた「ヒロシマのこえが聞こえますか」の原点は、被爆体験の講演です。 被爆体験に限らず、これまでに10本あまりの講演の「テープ起こし」をしてきました。1時間30分の講演を文字化するには相当の時間と労力を要しますが、そ…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する②で紹介している「ヒロシマのこえが聞こえますか」の第2章「2.ビデオ「ヒロシマのこえがきこえますか」」の続きです。 ヒロシマのこえが聞こえますか 2.ビデオ「ヒロシマのこえがきこえますか」 最後…
「戦後80年」に紡ぎ継ぐ その3・被爆体験を記録する①で紹介している「ヒロシマのこえが聞こえますか」の続きです。 ヒロシマのこえが聞こえますか 2.ビデオ「ヒロシマのこえがきこえますか」 ヒロシマで学んだことを子どもたちの心に残したい。そう思いな…
私は在職中に2度、ヒロシマの被爆体験の記録化に取り組みました。 1度目は1985年のことで、「ヒロシマのこえがきこえますか」というビデオを作りました。 2度目は2007年で、「めっせえじ」というDVDにまとめました。 両者に共通しているのは、ビデオ紙…
2011年度6年生の記録 地域の戦争体験 〈4〉 第2部 日中戦争・太平洋戦争中の子どもたち 2-4 戦争中の家庭生活 2-4-1 くらし 8年入学のACさんは「秋の穫り入れ時は、昼にもみの天日干しをひっくり返したり、下敷きを巻いたりした。稲運びも多か…
2011年度6年生の記録 地域の戦争体験 〈4〉 第2部 日中戦争・太平洋戦争中の子どもたち 2-3 戦争中の学校生活 17年入学のAYさんは、「上級生はわらじ、ぞうり作り、高等科男子は松ヤニ採りをしていた」と記されています。わら草履作りについては、15…
2011年度6年生の記録 地域の戦争体験 〈3〉 第2部 日中戦争・太平洋戦争中の子どもたち 「第2部 日中戦争・太平洋戦争中の子どもたち」は、老人会の皆さんにご協力いただいたアンケートをもとに作成しました。 第2部は、次の4項で構成されています。 2…
2011年度6年生の記録 地域の戦争体験 〈2〉 第1部 日中戦争・太平洋戦争で亡くなった人たち 校区内の戦死者は37名で、そのうちの35名については校区内に縁故者からアンケートに回答をいただくことができました。 アンケートを整理していて分かったことがあ…
2011年度6年生の記録 地域の戦争体験 〈1〉 2011年度の6年生は、校区の戦争体験について調べ、「戦争と■■(伏せ字部分には校区名が入ります)」と題するDVDにまとめました。 実践記録の「はじめに」の一節です。 ヒロシマは大事な学びではあるが、生活…