閑話休題
2023年9月28日。新聞のテレビ番組欄に「新米の季節」の文字を発見。 今ごろ新採ってどこの会社?と思いきや、とんだ勘違い。 お米の話だった。 いや、それにしても…。 新しく採れたお米が「新米」で、新しく入った社員も「新米」。 なんで同じ? 同じだけど…
2023年5月3日。 きょうは、76回目の憲法記念日です。 「憲法9条は死んだ」 2023年4月14日の「朝日新聞」に掲載されたインタビュー記事の見出しです。 「憲法9条は死んだ」と語るのは、小泉内閣で内閣法制局長官を務めた阪田雅裕さん。 記事の一部…
野あそび(写真) 無趣味だった私にとって、唯一若い頃から続いていたのが写真を撮ることでした。 10代の頃から今日まで手にしたカメラは10指に余ります。 撮りためたネガやスライドはすべて保管しています。とは言っても、フィルム代や現像代の問題がありま…
野あそび(ウォーキング) 幼いころ、自宅から見える山の向こうは異界だと思っていました。 長じるにつれ世界が広がり、山の向こうにも同じような人社会があることを知りました。 山のこちら側の人社会と向こう側の人社会は、車が通る迂回道路でつながってい…
革あそび(レザークラフト) 退職後の人生というのは、まさに風まかせ。 自分がレザークラフトに没頭するする姿など、想像したこともありませんでした。 2019年1月のことです。 正月のころに、通信講座のCMやチラシがよくあります。 その1つに長財布の製…
字あそび(ナンプレ) 2020年の暮れ、たまたま入った書店でたまたま手に取ったのが『脳活ナンプレドリルエブリデイ』という1冊でした。 「脳活」の引力に弱い「お年ごろ」のようです。 これが私とナンプレの出あいで、それまでは見たことはありましたが解い…
字あそび(天声人語) 仕事を辞めると、文章を書く機会がめっきり減ります。 老化防止の意味合いも含めて、退職の翌年から新聞コラムの書き写しを始めました。 朝日新聞に限らず、新聞各社の1面コラムは時事問題を取り上げます。社会に関心を持ち続けるパイ…
コーヒーを淹れる 朝のコーヒーは、40年以上変わることなくコーヒーメーカーを使っています。それも決まってU社のコーヒー粉です。こつこつポイントを集めて、ついにコーヒーメーカーそのものを貰ってしまいました。 退職したら、ハンドドリップでコーヒー…
木あそび(スピーカー) 学生時代、その頃はまだ珍しかったホームセンターで材料を買って、安いスピーカーを作ったことがありました。 出来映えも音もそれなりのもので、実際に使っていたのはDIATONE DS-25B ¥28,000(1台、1976年発売)というコスパの高い…
木あそび(組み木) 木工関係のウェブサイトを見ていて、あるとき、「組み木」というものに出会いました。 それまで興味も関心もなかった世界です。 でも面白そうだし、やりがいがありそうです。 製作には電動糸鋸が要ります。 糸鋸はほしいと思っていた工具…
木あそび(木工) 仕事を辞めて最初に手を出したのは、木工でした。 それは趣味としてではなく、毎日の生活を便利で快適なものにするためでした。棚や台の類いをいくつも作りました。 まあそれなりのものはできたのですが、のこぎりで真っ直ぐに切るというの…
年金の未来予想図 2019年、厚生労働省から財政検証結果が公表されました。 今回は、それをもとに年金の将来見通しを検証します。 【前提条件】 ■ 年金保険料は、現在の水準を維持する。 ■ 年金給付額は、マクロ経済スライドで調整する。 (詳細は、前回の記…
年金のこれから 年金の将来が明るくないことは、超高齢化と超少子化が同時進行する日本社会においては自明の理。 何もしなければ破綻は目に見えています。それを何とかするための方策が、2004年の年金法の改正です。政府は「100年大丈夫な制度」と胸を張り、…
年金はペンション 今回は、「閑話休題」の「閑話休題」、年金の蘊蓄です。 「日本年金機構」の英語表記を見ると、「Japan Pension Service」となっています。「年金」=「pension」です。 「pension」は、カタカナ表記すると「ペンション…
年金生活のいま② 所得代替率61.7% 「所得代替率」というのは、公的年金の受取額がどの程度の水準にあるかを示す指標です。 年金生活の現状をする上で、さらには年金のこれからを考える上でも、カギになる言葉であり数字です。詳しく解説します。 「所得…
年金生活のいま① 退職後は、自分の時間を楽しみたいものです。 しかし、60歳であれ、65歳であれ、70歳であれ、仕事を辞めればやがては収入が途絶えます。 できるだけお金をかけず楽しむ努力が必要です。消費生活のある程度の縮小も必要です。それらは当然の…
退職の家計簿 定年まで働いて、あとは年金生活……1970年代の終わりに職に就いた私は、漠然とそう思っていました。 私自身も含めて、教師にはお金に疎い人が多いです。給料の「明細書」をちゃんと読めない人だっていっぱいいます。どれほどの税金を払い、どれ…
仕事を辞めるということ 仕事を辞めるとどうなるか。 世界が変わります。 考えてみれば、保育所に行くようになった4歳のときから肩書きのない人生というのはありません。 4歳の「○○保育所 何某」から始まって、「○○大学 何某」という通学先が肩書きの人生…
北海道キャンプ旅行 出発から15日目 1991年8月8日(木) 浅い眠りの一夜が明けた。船の揺れが相当激しい。娘と妻はすっかり気分が悪くなってしまった。どうしたものか息子だけは至って元気で、朝食にと買っておいたパンを平気で食べていた。外は雨降…
北海道キャンプ旅行 出発から14日目 1991年8月7日(水) キャンプ場を後に、旭川へ向かう。神楽外国樹種見本林に立ち寄ったが、三浦綾子著『氷点』の舞台になったというほどの風情は感じられなかった。川村カ子トアイヌ記念館ではチセの見学をした。…
北海道キャンプ旅行 出発から13日目 1991年8月6日(火) 朝5時過ぎに起きて、朝食のあと、弁当のおにぎりをつくる。好天に恵まれ、登山日和だ。層雲峡温泉の駐車場に車を置き、ロープウェイで黒岳5合目へ。そこからリフトに乗って7合目へ。入山届…
北海道キャンプ旅行 出発から12日目 1991年8月5日(月) 明け方から小雨模様。帯広の平野の中を走るが、眺めはよくない。然別(しかりべつ)湖に着いた頃に、やっと雨が上がった。然別湖は日本一さざ波のきれいな湖だそうだが、確かにそう言われるだ…
北海道キャンプ旅行 出発から11日目 1991年8月4日(日) 明け方から雨になった。ぐっと冷え込み、気温は12度まで下がった。仕方なく雨の中でテントを撤収することになったが、カラマツの葉がテントについてしまって難儀した。 ※(補足)移動型キャ…
北海道キャンプ旅行 出発から10日目 1991年8月3日(土) 夜半まで響いていた霧笛の音が途絶えた頃、うっすらと夜が明けてきた。木の窓を押し開けてみると、なだらから草原の果てるところに波が押し寄せていた。霧が晴れている。さっそく起き出して、…
北海道キャンプ旅行 出発から9日目 1991年8月2日(金) キャンプ場で雨の朝を迎えた。一路、納沙布岬へと向かう。ここは夏は海霧に隠れることが多く、過去2回いずれも霧笛を聞いて帰った。ところが雨が幸いして、半島の先端がはっきりと見えた。見え…
北海道キャンプ旅行 出発から8日目 1991年8月1日(木) 朝7時30分ころに民宿を出て、知床五湖へ向かう。五湖めぐりは早朝に限る。観光バスが乗り込んでくれば、景観が半減する。それに何よりも朝は空気が澄んでいて知床の山並みがくっきりと湖面に…
北海道キャンプ旅行 出発から7日目 1991年7月31日(水) 夜半にちょっとまとまった雨が降った。朝には上がっていたがテントはしっかりと濡れており、どうやら選択は正しかったようだ。朝食のあとテントの片付けをして、8時前キャンプ場を後にした。…
北海道キャンプ旅行 出発から6日目 1991年7月30日(火) 7時朝食、7時30分出発。稚内港へ立ち寄り、一路宗谷岬へと向かう。稚内港の利尻・礼文フェリーターミナル横の岸壁に、ドーム式の防波堤がある。長さが427mもあって、ギリシャ時代の遺…
北海道キャンプ旅行 出発から5日目 1991年7月29日(月) 心配していた雨も降らず、一夜が明けた。5時30分起床。朝食のあとテントを撤収し、7時10分出発。 国道40号線から問寒別(といがんべつ)川沿いに道々を10㎞ほど入っていくと幌延(…
北海道キャンプ旅行 出発から4日目 1991年7月28日(日) 街灯の下にクワガタが集まっていないかと期待して息子は早く目覚めたが、一晩中雨が降っていたと聞いて、また眠った。5時30分起床、6時50分出発。 朝1番に再度キャンプ場近くのヒマワ…