望遠鏡の日
1608年10月2日、オランダの眼鏡技師ハンス・リッペルハイ(1570年~1619年)が凹レンズと凸レンズを組み合わせると遠くの物が近くに見えるという望遠鏡を発明し、特許を申請するためにオランダの国会に書類を提示しました。
「Wikipedia」より引用します。
リッペルハイは最初の実用的な望遠鏡を製作し、普及させた人物とされている。原始的な望遠鏡はそれまでに作られていたと考えられるが、リッペルハイは1608年にヤコブ・メチウスよりも数週間早く、特許の申請をし、一般の人々に使えるようにした。特許を得ることはできなかったが、オランダの政府から報酬を得ることができた。"Dutch perspective glass" と呼ばれたリッペルハイの望遠鏡は肉眼の3倍の距離を見ることができた。
望遠鏡の着想
リッペルハイが望遠鏡の着想を得たいきさつについては彼の店で遊んでいた2人の子供が1枚のレンズの前にもう1枚のレンズをかざした時に物がはっきり見えることに気付いたのを見たことからであるという話がある。
望遠鏡といえばガレリオの名前が浮かんできます。
ガレリオが最初に望遠鏡製作に取り組んだのは、1609年7月のことです。
リッペルハイやガレリオの望遠鏡について、『天文教育』2019年1月号に掲載された秋山晋一さんの文章を紹介します。