スチュワーデスの日
1931(昭和6)年3月5日、東京航空輸送社(後に大日本航空に吸収)が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が発表されました。
「エアガール」という呼び名で募集され、2月5日に試験が行われました。140人の応募に対し、合格者は3人でした。その3人は東京-下田-清水間の定期旅客路線に新卒として採用されました。
「このマンガがすごい!WEB」のHPより引用します。
3月5日は「スチュワーデスの日」!
これは、昭和6(1931)年に東京航空輸送の日本初スチュワーデス採用試験の結果発表がこの日だったために制定されたもの。当時、スチュワーデスは「エアガール」と呼ばれていた。
新聞に掲載された募集広告の文面は「エアガール求む 東京、下田間の定期航空旅客水上機に搭乗し、風景の説明や珈琲のサービスをするもの、容姿端麗なる方を求む」といった内容。
3人の募集枠に対し、なんと140人の応募があったという。じつに約46倍の狭き門だったのだ。先進的な職業と世間的にも注目を集め華々しく就業したスチュワーデス3人だったが、女性の平均月給が28円ほどといわれた当時に、3人が手にした初給金は16円程度だったといわれている。あまりに低い処遇に不満を抱いた彼女たちは、全員いっせいに退職してしまったそうな。
ん~、ムリもない。
その後賃金ベースも見直され、スチュワーデスは名実ともに花形職業になっていく。
「雑学ネタ帳」より引用します。
スチュワーデスについて
「スチュワーデス(stewardess)」とは、旅客機に乗り込み接客サービスを行う女性客室乗務員のことで、船舶の司厨員に由来する「スチュワード(steward)」の女性の呼称である。現在では、テレビドラマなどの影響もあり、性差のない語である「キャビンアテンダント」または「CA(シーエー)」と呼ばれることが多い。ただし、「cabin attendant」は和製英語で、英語では「フライトアテンダント(flight attendant)」あるいは集合名詞「キャビンクルー(cabin crew)」と呼ばれる。これに伴い、日本語訳では「客室乗務員」という言葉が正式とされるようになった。