映画「きらきら ~いのちかがやいて~」
「しばてん」3 日照り
子どもたちが雑草を奪い合うシーンは、近くの神社の境内で撮影しました。
「子ども1」は1つめの台詞と2つめの台詞でNGを連発し、10回以上撮り直しました。彼は「NG王」の称号を手に入れました。
長者屋敷のシーン(3-2、3-4)は、学校から5分ほどのところにある子どもの家の座敷を借りて撮りました。(3-3と3-5は神社の境内で撮影しています。別の日の別の時間に別の場所で撮ったものが1つにつながる。舞台とは違う映画の面白さです。)
台詞に出てくる鯛の身とじゃがいものふかしたのは、私が家から持ってきました。もちろん本物です。(酒は、水ですが)
「長者の妻」の台詞の言い回しがとびきり上手いのです。もっとも箸使いはあまり得意でないのか、じゃがいもと格闘していました。
一方「長者さま」は…。切り出した画像で分かるでしょうか。「子ども1」と「長者」は同じ子が演じています。彼はここでも「NG王」ぶりを遺憾なく発揮します。鯛の身を食べるのに失敗し、台詞につまずき…ついに鯛がなくなってしまいました。仕方がないので、台詞でOKが出たカットを別のカットとつないで使うことにしました。