2020-12-29 アルプスの山たちを訪ねて 2-6 閑話休題 にほんブログ村 7月5日(その2) 9時31分のツェルマット行きに乗り、1駅先のローテンボーデンで降りました。 3100クルムホテル・ゴルナーグラート ドーム屋根のすぐ右下の窓の部屋に宿泊した ゴルナーグラート鉄道とマッターホルン 山を登るゴルナーグラート鉄道とマッターホルン。 車輌の先頭を上に辿り、緑色が途切れた辺りが明日のハイキングの出発点。 ぐるっと右に回り込んでから右下方向のツェルマットまで下る。 緑色のすぐ上に見えるグレーの帯は、かつて氷河が流れた痕跡のモレーン ローテンボーデン(2815m)からもう1駅先のリッフェルベルク(2582m)まで、3kmあまりをハイキングします。 高嶺を見上げ、氷河を眺め、湖面に映る逆さマッターホルンにうっとりし、咲き競う花たちを愛で、さらにはマーモットに出会い、…のんびりハイキングは11時45分に目的地であるリッフェルブルクのレストランに到着しました。 ブライトホルンを背にしたハイキングコースの表示板までがカッコイイ。 ちなみに、標識が黄色一色だと初心者コース、 先端が白地に赤い線になっていたら経験者向けコース ゴルナー氷河が近くなってきた ここからはモンテ・ローザ(4634m)が綺麗に見える リスカム(4527m) カストール(左4228m)とポリュックス(右4092m) ブライトホルン(4164m) クライン・マッターホルン(3883m) ウンタラー・テオトゥル氷河 オーバー・ガーベルホルン(4063m) ツィナールロートホルン(4221m) ヴァイスホルン(4505m) ダン・ブランシュ(4357m) ゴルナー氷河 氷河を覆う雪が溶けていっている シュヴァルツ氷河がゴルナー氷河とぶつかる地点 リッフェルゼーに向かって下りていくハイキングガイド(先頭)と ツアーパーティーの7人 リッフェルゼー(2757m)は、逆さマッターホルンが映る湖として超人気のポイント。 晴れていてよかった、風がなくてよかった リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン 2 リッフェルゼー(2757m)のすぐ下にあるのが ウンター・リッフェルゼー(2740m、ウンターは「下」の意)。 リッフェルゼーも大して大きくはないが、こちらはさらに小さい ウンター・リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン 2 左から迫っているのはリッフェルホルン(2927m)の北壁 ウンター・リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン 3 ハイカーの映り込みもまた絵になる ウンター・リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン 4 マッターホルンの裾が長くのびる マッターホルンの下部にある山小屋が見える 中央左が明日のハイキングコースの始まり 山と山との合間からモンテ・ローザが見える ツィナールロートホルン(4221m)からヴァイスホルン(4505m) への稜線が見える 遥かにユングフラウの山並みが見える マッターホルン マッターホルン ハイキングコースから見える山並み。 中央がダン・ブランシュ(4357m)、 少し離れた右がオーバー・ガーベルホルン(4063m)、 一番右がツィナールロートホルン(4221m) ハイキングコースから見える山並み。 右からリンプフィッシュホルン(4199m)、 白く雪を被ったアラリンホルン(4027m)、 丸みを帯びた山がアルプフーベル(4206m)、 その隣の双耳峰に見える右がテーシュホルン(4491m)で 左がドム(4545m)、 さらに左奥がスティックナーデルホルン(4241m)と ホーベルクホルン(4219m)。 さりげなく、4000m超の山が7座も見えている やや離れた草地にマーモットを発見 マーモットは巣穴で生活し、大きなファミリーを構成している。 今は冬眠に備えて一生懸命に食べ、まるまると太っている 登山電車がリッフェルブルクの駅に近づく ゴルナーグラート行きとツェルマット行きの電車が出会う ゴールのリッフェルブルクはすぐそこだ 右がリッフェルブルク駅(2582m)で左奥が昼食を摂るレストラン 昨日のツェルマットマラソンのゴールがここ。 ランナーは1000m近い標高差を駆け上がってきたことになる。 それでも物足りないランナーは、さらに上まで走ったそうだ。 11時45分、ゴール 昼食はポークとやっぱりジャガイモ 歩いた後はビールがウマイ マッターホルンを背に風にはためくスイス国旗(右)、ヴァリス州旗(中)。左の旗は多分この地域の旗 ゴルナーグラート鉄道はもはやこの大自然の一部だ