夕刊紙の日
1969(昭和44)年2月25日、日本初となる駅売り専門のタブロイド判夕刊紙『夕刊フジ』が創刊されました。
創刊号の一面は、当時の石原慎太郎参議院議員の記事で、「慎太郎新党躍り出る」という見出しの記事でした。
創刊当初からオレンジ色の見出しを使っていたことから「オレンジ色のニクい奴」というキャッチコピーで人気紙として普及し、現在も産経新聞社から発行されています。
ちなみに日本で新聞の夕刊が登場したのは1915(大正4)年の10月10日で、「大阪朝日新聞」と「大阪毎日新聞」が同時に発行を開始しました。
現在、夕刊専売の全国紙は3紙です。
■夕刊フジ
1979年2月25日創刊
産経新聞社発行
1975年10月27日創刊
株式会社日刊現代発行(講談社が中心)
1960年4月1日創刊
株式会社東京スポーツ新聞社発行
創刊は「東京スポーツ」が最も古いのですが、スポーツ専門紙であったため、一般紙である「夕刊フジ」の創刊日を「夕刊紙の日」としたようです。