教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 2月22日

世界友情の日

 

「世界友情の日」は、ボーイスカウト創始者であるロバート・ベーデン=パウエル(1857年2月22日 -1941年1月8日)と、その妻でありガールスカウト創始者でもあるオレブ・ベーデン=パウエル(1889年2月22日 - 1977年6月19日)の誕生日にちなんで、1963(昭和38)年のボーイスカウト世界会議で制定し、1965(昭和40)年から実施されています。

 

以下、「Wikipedia」の「スカウト運動」より引用します。

スカウト運動(スカウトうんどう、英語: Scout Movement)、スカウティング (Scouting) は、若者の社会で有用とされ得る肉体的・精神的スキル向上の手助けを目的とする教育運動。

その教育はアウトドアとサバイバル技能に重きを置く。この運動は20世紀の前半期にカブスカウトボーイスカウトローバースカウトの三つの部門をもつまでに成長し、また1910年には新たに女子教育のためにガールガイド(ブラウニー・ガイド・レンジャーの部門を持つ)が設立された。今日では世界的な青少年組織の一つとなっている。

イギリス陸軍中将であったロバート・ベーデン=パウエルは1906年と1907年に少年向けの偵察・斥候術の本を著した。1908年に、ベーデン=パウエルは先に出版した自らの軍事関係の著書を基に、フレデリックラッセル・バーナム、アーネスト・トンプソン・シートン(ウッドクラフト・インディアンズの指導者)、ウィリアム・アレクサンダー・スミス(ボーイズブリゲードの指導者)の助言と援助を得てピアソンからスカウティング・フォア・ボーイズを出版する。この本ために、ベーデン=パウエルは1907年の夏にブラウンシー島で実験キャンプを行っている。一般的にはこの実験キャンプとスカウティング・フォア・ボーイズの出版をもって、スカウト運動が始まったとみなされている。

スカウト運動はスカウト教育法と呼ばれる、キャンプ、工作、ウォータースポーツ、ハイキング、トレッキング、スポーツなどを含む実践的アウトドア活動に重きを置くインフォーマル教育プログラムを採用している。他にスカウト運動の特徴としては制服の存在が広く知られている。ネッカチーフとハットなどからなる制服は、加盟員の社会経済的背景や人種といったものを隠す役割を持っている。フルール・ド・リスないし矢じりをかたどった制服に用いられる独特の記章が用いられる。

スカウト運動には二つの世界的な包括的団体が存在する。世界スカウト機構(world Organization of the Scout Movement; WOSM)は男性のみないしコエデュケーション(男性と女性の両方の参加を認める)の団体で、ガールガイド・ガールスカウト世界連盟(英語版) (World Association of Girl Guides and Girl Scouts; WAGGGS) は基本的に女性のみの団体で構成される。2007年はスカウト運動100周年(英語版)の年であり、世界的な規模で祝賀行事が執り行われた。

日本においては、第二次世界大戦以前から活動が開始されていたが、敗戦後の占領政策により活動禁止処分を受けた。しかし、日銀総裁三島弥太郎の長男で旧子爵であった三島通陽および、元朝日新聞記者の村山有が中心となっておこなわれたダグラス・マッカーサー元帥あての請願によって活動の再開が許可され、一般への普及が図られた。