7月7日(その2)
【地図説明】
7日朝、ツェルマットから電車でテーシュへ。(地図上のオレンジ線部分)
テーシュからバスでゴッペンシュタインへ。(茶線)
ゴッペンシュタインからカートレインでカンデルシュテークへ。(黒線)
カンデルシュテークからロープウェイと徒歩でエッシネン湖往復。(青線)
カンデルシュテークからバスでツヴァイジンメンへ。(茶線 点線部分省略)
ツヴァイジンメンへからゴールデンパス鉄道でモントルーへ。(緑線)
モントルーからバスでシャモニへ(茶線)
8日はモンブラン観光
9日朝、シャモニからバスでジュネーブへ。(紫線)
ジュネーブ空港よりアムステルダム経由で日本へ。
→ 日本時間の10日8時35分着
8時55分発、テーシュ行きのマッターホルン・ゴッタルド鉄道で、観光バスが待っているテーシュまで出ました。
上の地図で分かるように、シャモニへの移動はもっと近道があるのに、私たちはこれから長方形の3辺をぐるっと回ることになります。ヴァリス地方から再びベルナー地方に戻り、その後シャモニへ向かいます。
バスは、1時間ほどでゴッペンシュタインという山の中の駅に着きました。ここからカートレインに乗ります。
カートレインは、車ごと運んでくれる列車です。
ゴッペシュタイン駅とカンデルシュテーク駅の間14.36kmを、アルプスを貫くレッチュベルクトンネルで結んでいます。
スイスは鉄道の国ですから、こうしたものが作られたのでしょうし、逆に今ではこれを使うために道路を整備せずにいます。カーフェリーの仕組みに似ていますが、カートレインの場合、人は車に乗ったままです。
15分後、列車はカンデルシュテーク駅に着きました。
不慣れな若年運転手は、最前車両までの通り抜けに8分もかかって、やっと降車した。
思わず拍手
カンデルシュテーク駅で列車から降りたバスは、集落を抜け、ロープウェイ乗り場に向かいました。
標高1682mの頂上駅に降り立つと、白い雪を被った山並みが見えます。
位置的には、アイガーからユングフラウに延びる稜線の遥か延長線上の峰続きになります。主峰ブリュームリスアルプホルンの標高は、3664mあります。
ここから30分あまりのハイキングで100mほど下るとエッシネン湖があります。エッシネン湖は、「アルプスの宝石」と呼ばれるきれいな湖です。
ハイキング道の脇にある牧草地で、黒ヤギが草を食んでいました。歌の世界では知っていましたが、実物を見るのは初めてです。
湖の畔にあるレストランで昼食を摂り、しばらく湖畔を散策しました。