教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 6月20日

世界難民の日

 

2000年12月4日の国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。

 

「国連UNHCR協会」のHPより紹介します。UNHCRは国連難民高等弁務官事務所の略称です。

2000年12月4日の国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。
この日はもとはOAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でしたが、1951年難民条約の制定50周年を記念してあらたに「世界難民の日」として制定されました。

世界難民の日」は紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の苦境に立ち向かう勇気を称える日です。困難に立ち向かい乗り越えていく難民に共感と理解を深め、難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるためのさまざまなイベントが世界中で開催されます。難民当事者、受け入れ地域の人々、企業、政府関係者、著名人や一般市民など多くの人々が参加し、難民支援についての理解を深める機会となっています。

 

「UNHCR日本」のHPより引用します。

難民とは?
1950年UNHCR事務所規程、1951年難民条約、1967年難民議定書において、「難民」は、人種、宗教、国籍、政治的意見または特定の社会集団に属するという理由で、自国にいると迫害を受けるおそれがあるために他国に逃れ、国際的保護を必要とする人々と定義されています(厳密な定義は難民条約の第1条A(2)を参照)。

この定義では、自国における平時と戦時の区別をしておらず、国際的・国内的な武力紛争や戦争から他国に逃れてきている人々も、上記の定義に該当するのであれば「難民」とします(UNHCR国際的保護に関するガイドライン 12を参照)。

また、紛争などによって住み慣れた家を追われたが、国内にとどまっている、あるいは国境を越えずに避難生活を送っている「国内避難民」も増加しています。このような人々も難民と同様に、日々の生活の安全を確保するためには、外部からの支援が必要不可欠です。適切な支援が実施されなかった場合、これらの人々は国境を越えて難民となり、結果的に受け入れ国の政府や国際社会は、より重い負担を強いられることにもなります。

 

外務省HPに掲載されているデータです。