4 修飾語(かざりことば)をさがす
修飾語(かざりことば)をさがす《ワザ》
(1)主語と述語を見つけて線を引く。
(2)残りがかざりことばなので、カッコで囲む。
〈ヒント〉
主語の「かざりことば」は、必ず主語の上の方に、述語の「かざりことば」は、必ず述語の上の方にある。ただし、すぐ上とは限らない。
【練習】身近にある文章を用意してください。文の主語にはを傍線引き、述語には二重線を引きます。そして、修飾語をカッコで囲って、その修飾語がどのことばをくわしくしているのか、→で印をつけます。
修飾語は、小学校3年生の指導内容です。
修飾語自体は決して難しいものではないでしょう。「主語の『かざりことば』は、必ず主語の上の方に、述語の『かざりことば』は、必ず述語の上の方にある。」ということをきっちり押さえておくことが重要です。修飾・被修飾の関係を矢印で明示する作業は、その定着に役立ちます。
私の家に中学3年になる知人の子どもが勉強に来ています。受験に向けて問題を解いていると、品詞分けと係り受けの問いが出てきます。彼には係り受けの原則が定着しておらず、矢印付けに四苦八苦しています。小学校の課題です。