小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第39回は「胸が一杯になる」です。教科書の表記は「むねがいっぱいになる」となっています。
胸が一杯になる
「胸が一杯になる」の読み方
むねがいっぱいになる
「胸が一杯になる」の意味
悲しみや感動などで胸がつまる。(広辞苑)
悲哀・歓喜・感動などで心が満たされる。感極まる。(精選版 日本国語大辞典)
「胸が一杯になる」の使い方
初優勝の感激で胸が一杯になる。
「胸が一杯になる」の語源・由来
「胸が一杯になる」の由来は、「胸」のもつ意味「 心。思い。心中。」(広辞苑)にあります。
「胸が一杯になる」の蘊蓄
「胸が一杯になる」の類義語
悲哀で心が満たされる場合
「胸がつまる」
心配や悲しみごとなどで感情が高ぶり、胸が苦しくなる。(大辞泉)
歓喜・感動で心が満たされる場合
「胸が熱くなる」
感動がこみ上げてきて、じいんとする。(大辞泉)