教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

世界遺産学習 法隆寺(その0)

はじめに

 

この冬(2022年2月)、法隆寺五重塔の模型を作りました。

それ自体はほとんど思いつきのようなものです。

製作した五重塔は75分の1スケールで、部品数約1000、標準所要時間50時間というかなり精巧なものです。

同時に、60分の1スケールの構造模型を自作中です。こちらは完成時期未定です。

とまあ、ここまでは退職後の余暇時間を使った趣味の世界のはなしです。

 

ものづくりをしていると、脳細胞が刺激されるようです。

法隆寺のことや聖徳太子のことが気になりだしました。

気になってくるととことん深掘りするのが、昔からの性(さが)。

 

ならば、いっそのこと教材資料として提供してしまおうと企てたのが、「世界遺産学習 法隆寺」というわけです。

もちろん退職している私がそれを教室で使うことなどあり得ません。したがって、「指導案」のようなものをめざしているわけではありません。

世界遺産学習として法隆寺を取り上げる時(それは歴史学習の1コマであってもいいのですが)、五重塔を切り口とした学習材(あるいは学習材につながるネタ)を提供できないものかと考えています。

 

 

写真は製作した法隆寺五重塔

ケースも自作しました。

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