1949(昭和24)年のこの日、家庭裁判所が創設されました。
家庭裁判所では、「家庭に平和を、少年に希望を」の理念に基づき、主に夫婦関係や親子関係の家事事件の調停・裁判、未成年者の事件の審判、児童の福祉を害する成人犯罪についての裁判等が行われます。
裁判所HPに、「家庭裁判所70周年を迎えて」と題する資料があります。
家庭裁判所と児童虐待
保護者から虐待を受けている子どもの安全を図るため、保護者の意思に反してでも子どもを保護者から引き離さなければならない場合があります。
このような場合、児童相談所長は、子どもを児童福祉施設に入所させたり、里親に委託するなどの措置の承認を家庭裁判所に求めます。家庭裁判所はその申立てを受け、子どもの健やかな成長に適うかを基準にそれらの措置を承認するかどうかを判断します。
児童虐待は増加の一途をたどっています。
家庭裁判所は、教室から見ても家庭から見ても、近い存在と言えます。