教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 9月11日

公衆電話記念日

 

1900(明治33)年9月11日、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋駅と上野駅の駅構内に設置されました。

当時は「自動電話」と呼ばれていて、交換手を呼び出してからお金を入れて相手に繋いでもらうものでした。
通話料金は5分で15銭(いまの1000円ほど)でした。
1925(大正14)年にダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから、「公衆電話」と呼ばれるようになりました。

 

 

2021年4月15日付「産経新聞」の記事です。

 最近、公衆電話を使ったことがあるだろうか。「テレホンカード」や「電話ボックス」と聞いて、懐かしいと感じる人も多いだろう。それもそのはず。携帯電話が普及したこの約30年で、70万台近くの公衆電話が姿を消した。今や使い方が分からないだけでなく、「見たことがない」と答える子供も珍しくない。しかし、停電しても利用できる可能性があるなど、災害時には頼れる存在だ。事業者などは啓発活動を通し、老若男女に利点をPRしている。

 

減り続けている公衆電話ですが、決してゼロにはならないようです。

総務省のHPより紹介します。

総務省の基準に基づき設置される公衆電話
社会生活上の安全及び戸外における最低限の通信手段を確保する観点から、公道上、公道に面した場所その他の常時利用することができる場所又は公衆が容易に出入りすることができる施設内の往来する公衆の目につきやすい場所に、市街地においては概ね1km四方に1台、それ以外の地域においては概ね2km四方に1台という基準に基づき設置される公衆電話(第一種公衆電話)をいいます。