教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き-

小学校教員として歩んできた小径が、若い仲間のみなさんの道標になることを願って…。

きょうは何の日 8月27日

日本に原子の火がともった日

 

1957(昭和32)年8月27日午前5時23分、茨城県東海村の日本原子力研究所に設置された出力50kWのウォーターボイラー型炉1号(JRR-1)が、臨界実験に成功して日本最初の「原子の火」がともりました。

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日本最初の原子炉となったJRR-1(「写真公報(1958年1月1日号)」より

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原子炉竣工記念切手

 

「国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所 研究炉加速器技術部」のHPより引用します。

JRR-1は、わが国最初の原子炉として、昭和32年8月に初臨界に達した熱出力50kWの研究用原子炉です。 臨界後11年余りにわたり、炉物理実験、放射化分析などの基礎実験、RI生産、原子炉の技術者養成訓練などに利用されました。 また、共同利用施設として外部の研究者にも開放され、多くの成果をあげました。昭和44年に運転を終結した後は、 昭和53年8月にわが国最初の原子炉を記念する展示会として開館し、現在に至っています。