「すがたをかえる大豆」第5時の授業をつくる
「分かりやすい例のあげ方」「分かりやすい説明のしかた」と言うは易けれど、これを子どもの具体的なスキルとして落とし込むのは容易ではありません。
説明文の「読む」と「書く」をつなぐ「第5時」は、きわめて重要です。
「分かりやすい説明のしかた」というのは、「三段構成」つまり「3つのまとまり」に分けて、それぞれのまとまりに何を書くかを意識させてやればいいわけです。
下のようなシートにまとめて、次の「書く」に活かしてはどうでしょう。
あそびを取り入れてみました。
4種類のカードを用意します。
これらのカードをバラバラにしておきます。
あそび方は、目的に応じていくらでも考えられます。
たとえば、「順序」を意識させたいのであれば、順番どおりの「くふうカード」に「順序カード」を照応させます。正解することが目的ではありません。あそびを通して、順序を示す語句を理解して使えるようにしたいのです。
「まず工夫を書いてそれに対応する食品を書く」という書き方を意識させたいのであれば、「くふうカード」と「食品カード」を整理して並べる作業をします。ここでは、あそびを通して、同じ形式で整理して書くことの有用性を理解して使えるようにしたいのです。
「写真の有効性」を意識させるあそびもあります。
ぜーんぶひっくるめて、総合あそびもあります。
あとは、授業者のくふう次第…。