2021-01-01から1年間の記事一覧
小学校のうちに知っておきたい故事成語の第25回は「烏合の衆」です。 烏合の衆 「烏合の衆」の読み方 うごうのしゅう 「烏合の衆」の意味 規律も統制もない群衆、または軍勢。(広辞苑) 「烏合の衆」の使い方 元来これらの労働者はすべて烏合の衆で、なんら…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第36回は「実を結ぶ」です。 実を結ぶ 「実を結ぶ」の読み方 みをむすぶ 「実を結ぶ」の意味 努力の末、よい結果を得る。(広辞苑) 「実を結ぶ」の使い方 長年の苦労がついに実を結んだ。 「実を結ぶ」の語源・…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第35回は「道草を食う」です。 道草を食う 「道草を食う」の読み方 みちくさをくう 「道草を食う」の意味 (馬が路傍の草を食って進行が遅くなる意から)途中で暇を費やす。横道にそれて手間どる。(広辞苑) 「道…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第34回は「水を得た魚」です。教科書の表記は、「水をえた魚」となっています。 水を得た魚 「水を得た魚」の読み方 みずをえたうお ※「みずをえたさかな」は読み間違いです。 「水を得た魚のよう」の意味 自由に…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第24回は「柳の下にいつも泥鰌はいない」です。教科書の表記は、「やなぎの下にいつもどじょうはいない」となっています。 柳の下にいつも泥鰌はいない 「柳の下にいつも泥鰌はいない」の読み方 やなぎのしたに…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第23回は「花より団子」です。教科書の表記は、「花よりだんご」となっています。 ※ なお、「花より団子」の前に「猫の手も借りたい」があります。「猫の手も借りたい」は、すでに慣用句の項で取り上げています…
小学校のうちに知っておきたい故事成語の第24回は「井の中の蛙大海を知らず」です。 井の中の蛙大海を知らず 「井の中の蛙大海を知らず」の読み方 いのなかのかわずたいかいをしらず 「井の中の蛙大海を知らず」の意味 考えや知識が狭くて、もっと広い世界が…
小学校のうちに知っておきたい故事成語の第23回は「一朝一夕」です。 一朝一夕 「一朝一夕」の読み方 いっちょういっせき 「一朝一夕」の意味 ひと朝かひと晩。わずかな時日。(広辞苑) 「一朝一夕」の使い方 なかなか一朝一夕に解決の出来ぬ難問題を提出す…
北海道キャンプ旅行 出発から15日目 1991年8月8日(木) 浅い眠りの一夜が明けた。船の揺れが相当激しい。娘と妻はすっかり気分が悪くなってしまった。どうしたものか息子だけは至って元気で、朝食にと買っておいたパンを平気で食べていた。外は雨降…
北海道キャンプ旅行 出発から14日目 1991年8月7日(水) キャンプ場を後に、旭川へ向かう。神楽外国樹種見本林に立ち寄ったが、三浦綾子著『氷点』の舞台になったというほどの風情は感じられなかった。川村カ子トアイヌ記念館ではチセの見学をした。…
北海道キャンプ旅行 出発から13日目 1991年8月6日(火) 朝5時過ぎに起きて、朝食のあと、弁当のおにぎりをつくる。好天に恵まれ、登山日和だ。層雲峡温泉の駐車場に車を置き、ロープウェイで黒岳5合目へ。そこからリフトに乗って7合目へ。入山届…
北海道キャンプ旅行 出発から12日目 1991年8月5日(月) 明け方から小雨模様。帯広の平野の中を走るが、眺めはよくない。然別(しかりべつ)湖に着いた頃に、やっと雨が上がった。然別湖は日本一さざ波のきれいな湖だそうだが、確かにそう言われるだ…
北海道キャンプ旅行 出発から11日目 1991年8月4日(日) 明け方から雨になった。ぐっと冷え込み、気温は12度まで下がった。仕方なく雨の中でテントを撤収することになったが、カラマツの葉がテントについてしまって難儀した。 ※(補足)移動型キャ…
北海道キャンプ旅行 出発から10日目 1991年8月3日(土) 夜半まで響いていた霧笛の音が途絶えた頃、うっすらと夜が明けてきた。木の窓を押し開けてみると、なだらから草原の果てるところに波が押し寄せていた。霧が晴れている。さっそく起き出して、…
北海道キャンプ旅行 出発から9日目 1991年8月2日(金) キャンプ場で雨の朝を迎えた。一路、納沙布岬へと向かう。ここは夏は海霧に隠れることが多く、過去2回いずれも霧笛を聞いて帰った。ところが雨が幸いして、半島の先端がはっきりと見えた。見え…
北海道キャンプ旅行 出発から8日目 1991年8月1日(木) 朝7時30分ころに民宿を出て、知床五湖へ向かう。五湖めぐりは早朝に限る。観光バスが乗り込んでくれば、景観が半減する。それに何よりも朝は空気が澄んでいて知床の山並みがくっきりと湖面に…
北海道キャンプ旅行 出発から7日目 1991年7月31日(水) 夜半にちょっとまとまった雨が降った。朝には上がっていたがテントはしっかりと濡れており、どうやら選択は正しかったようだ。朝食のあとテントの片付けをして、8時前キャンプ場を後にした。…
北海道キャンプ旅行 出発から6日目 1991年7月30日(火) 7時朝食、7時30分出発。稚内港へ立ち寄り、一路宗谷岬へと向かう。稚内港の利尻・礼文フェリーターミナル横の岸壁に、ドーム式の防波堤がある。長さが427mもあって、ギリシャ時代の遺…
北海道キャンプ旅行 出発から5日目 1991年7月29日(月) 心配していた雨も降らず、一夜が明けた。5時30分起床。朝食のあとテントを撤収し、7時10分出発。 国道40号線から問寒別(といがんべつ)川沿いに道々を10㎞ほど入っていくと幌延(…
北海道キャンプ旅行 出発から4日目 1991年7月28日(日) 街灯の下にクワガタが集まっていないかと期待して息子は早く目覚めたが、一晩中雨が降っていたと聞いて、また眠った。5時30分起床、6時50分出発。 朝1番に再度キャンプ場近くのヒマワ…
北海道キャンプ旅行 出発から3日目 1991年7月27日(土) 雨の中で北海道旅行は始まった。 道央自動車道の岩見沢SAで軽く朝食を食べ、旭岳へ向かう。 旭岳ロープウェイを降りると寒い。半袖のうえにトレーナーを羽織っているが、それでも寒い。傘を…
新型コロナウイルスの感染が収まらず、2回目の自粛の夏を迎えました。 時空は30年前の北海道。 1991年7月25日から8月10日までの17日間、親子4人で北海道をキャンプ旅行しました。 その折の旅行記が「森と湖と実りの大地から」です。 今夏は、30年前の旅…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第33回は「水をさす」です。 水をさす 「水をさす」の読み方 みずをさす 「水をさす」の意味 うまくいっているのに邪魔をして不調にする。(広辞苑) 「水をさす」の使い方 二人の仲に水をさす。 「水をさす」の…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第32回は「水を打ったよう」です。なお、教科書には「水を打った」で出てきます。 水を打ったよう 「水を打ったよう」の読み方 みずをうったよう 「水を打ったよう」の意味 大勢の人がだれも口をきかず、静まりか…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第31回は「水に流す」です。 水に流す 「水に流す」の読み方 みずにながす 「水に流す」の意味 過去のことをとやかく言わず、すべてなかったこととする。(広辞苑) 「水に流す」の使い方 「多年の恨みさっぱりと…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第22回は「猫に小判」です。教科書の表記は、「ねこに小判」となっています。 猫に小判 「猫に小判」の読み方 ねこにこばん 「猫に小判」の意味 貴重なものを与えても何の反応もないことのたとえ。転じて、価値…
小学校3・4年生の教科書に登場することわざの第21回は「泣きっ面に蜂」です。教科書の表記は、「泣きっつらにはち」となっています。 泣きっ面に蜂 「泣きっ面に蜂」の読み方 なきっつらにはち 「泣きっ面に蜂」の意味 泣いているときに顔を蜂に刺されて、…
小学校のうちに知っておきたい故事成語の第22回は「一挙両得」です。 一挙両得 「一挙両得」の読み方 いっきょりょうとく 「一挙両得」の意味 一つの事をして二つの利益を収めること。一石二鳥。(広辞苑) 「一挙両得」の使い方 どうだい。それなら僕の主意…
小学校のうちに知っておきたい故事成語の第21回は「一日千秋」です。 一日千秋 「一日千秋」の読み方 いちじつせんしゅう 「一日千秋」の意味 非常に思い慕うこと。また、待ち遠しいこと。(広辞苑) 「一日千秋」の使い方 子どもの頃は、遠足の日を「一日千…
小学校3・4年生の教科書に登場する慣用句の第30回は「骨を惜しむ」です。教科書の表記は、「ほねをおしむ」となっています。 骨を惜しむ 「骨を惜しむ」の読み方 ほねをおしむ 「骨を惜しむ」の意味 労苦をいとう。骨惜しみをする。骨を盗む。(広辞苑) …